N中1987年度1年2組学級通信「わ！」から その11

今朝の「おはよう朝日です」で、司会者の岩本さんが学校再開時に学校に行きたくないと思う子どものことについて触れていた。世間は、とにかく学校再開せねばという流れで動き始めていて私も同感なのだが、こんなときこそ学校に行きたくないと思う子どもに目を向けてやることの重要性に気づかされた。通常でもクラスには必ず一人か二人の不登校の子がいて、毎日の家庭訪問などその子らに寄り添って心を通わすまでの労力は大変なものがあった。岩本さんも番組の中で、こんな時こそ先生方の大変さを重々承知した上で、とにかく子どもたちに笑顔で接して欲しいと言っていた。その通りだと思う。子どもたちが教室に入った時の担任の先生の優しい笑顔と声かけは多くの子どもの心を和ませるのではないだろうか。私も数十年の教師生活、愛犬をなくしたとき以外はこのことを心に決めて教室に足を踏み入れてきた。勝手なことを言いますが、これから再開される学校の先生方に「どうか我がクラスの子どもたちに会うことを心から喜び、満面の笑顔で迎えてやってください。そして心に傷を負っていそうな子どもにいち早く気づいて温かくケアしてやってください。」とお願いしたいです。