はじめのあいさつ
2020年3月に楽しかった47年間の中学校理科教師の仕事の幕を下ろします。今、その間に担任をした時の20年分の学級通信「わ!」が手元に残っています。私が担任をしていたときの宝物です。最初は紙ファイルに綴じさせていましたが、後半は生徒が書いた表紙を1年分の学級通信を綴じたものにつけた1冊の冊子にしてクラスのみんなの手元に残しました。今も持っていてくれている生徒が結構いると聞いています。この中の「先生あのね」のコーナーをこれからこのブログに載せていってみたいと思うのです。
「先生あのね」はクラスの生徒が1日の学校生活の中で心が動いたこと(学級通信「わ!」の意図するところです。)を朝学活で配られる小さな紙切れに書いて、終学活のあとに私に手渡して帰ったものです。内緒にしていて欲しいと書かれたものを除き、クラスの仲間の喜怒哀楽の中からみんなで共有したいものを選んで私のコメントをつけて学級通信の「先生あのね」のコーナーに載せました。思春期の中学生の心がのぞけて結構面白いものです。(中には苦しいものもありますが・・・)
これからしばらく、20年分・数100人の生徒たちの「先生あのね」とおつきあいください。