N中1994年度2年2組学級通信「わ!」から その13
またブログを休んでしまいました。前回と同じく「いい天気、元気なももたろう、何とか動ける飼い主二人、空き室が出たペットOKの近くの宿」という条件が揃ったらやはりお出かけをしようということになり、今回は琵琶湖畔のおごと温泉に行ってきました。前にも書きましたがももの体調がいつもハラハラ状態で、「今日は静かな呼吸をして寝ているか、おしっこはちゃんと出ているか、ご飯は食べてくれるか」といった悩みは尽きず、毎朝元気に目覚めてくれたらそれだけで幸せな気分になるといった状態です。明日のことが分からないのならなおのこと今を大事にしようという気持ちが強くなってきています。
私は19歳の時にたいせつな友を心筋梗塞で亡くしました。元気に受験勉強を頑張っていた彼の突然の死に直面して、彼のお母さんからすすめられて彼の手を握ったときの冷たさ(まるで自分の体温をすべて吸い込んでしまうようなものでした。)を感じたとき、人の人生は明日の保証はどこにもないのだと強く思いました。年を重ねた今、さらにその思いは強まってきています。我が子同様にたいせつなフレブルのももとの別れが迫っているのならなおさら1つでも多くの思い出を重ねて日々を過ごしていきたいと思う毎日です。
旅行の写真を添付します。琵琶湖畔と阪本城跡(明智光秀の居城)を散歩しました。
宿の部屋の床の間に座っている熊の置物のようなももに笑えます。