N中1984年度1年7組学級通信「わ！」から その15

　　　　　　　　　　　　今日のいなTのつぶやき

　学級通信のファイルに夏休みに出した「残暑見舞い」が挟んであった。葉書代40円の時代。有志のみんなと山登りに行った思い出が強烈に残っている。仲間と実行する行事はどんな小さな行事でも大変さはつきまとうが、あとに残してくれるものは絶対にお金などでは買えない素晴らしいものだと確信を持って言える。今、コロナで修学旅行などの行事をけずろうなどと言われているが、学校は教科を教えるだけの場所ではないと強く訴えたい。子どもたちの心は多くの仲間や先生、保護者と共にいろいろなことに取り組んでいくことで大きく育っていくことを忘れないで欲しいと思う。人とのつながりを否定するコロナの恐ろしさに流されないで、一日も早く周りの人たちの温もりを感じて過ごせる日がもどってくることを祈りたい。豊かな心を持った子どもたちが大人になったとき、真に温かく支え合える社会が築けるのではないだろうか。