いなTの学級通信

生徒が作ってくれた人形のプロフィール画像にそっくりなもと中学校理科教師のブログです。

N中1987年度1年2組学級通信「わ!」から その8

関西の緊急事態宣言が解除されました。当時のいなTのつぶやきに書いたように「季節を感じる心の大切さ」を強く思う今日この頃です。理科の授業では季節を感じることの重要性をしばしば教えます。季節の中で生きているものの力強さ(自らが生きることと、子孫にその命をつないでいくことなど)、人間が太刀打ちできない自然のエネルギーのすごさなどですが、私は中でも四季のある日本で過ごしていることの素晴らしさを教えたいと思ってきました。大変なことも多いのですが四季を感じることで人は豊かな文化を築いてこられたのではないかと思っています。コロナのせいで家にいることを余儀なくされ、今年は春を感じることができませんでした。人間も動物です。自然の中でしかできないことがたくさんありそうな気がします。なんとか工夫して季節を身体や脳の中の取り入れないといけないと思っています。「気のゆるみ」という否定的な言葉で自然な欲求を抑えることなく、動物は自分の巣から外に出て動き回るものなのだということを肯定的に捕らえた上で様々な工夫をしていって欲しいと願っています。

f:id:INAT:20200523195952j:plain